外壁の種類の比較一覧表!外壁材の見分け方や人気メーカーについてご紹介 | 千葉の外壁塗装専門店 - ハウスメイク

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外壁塗装基礎知識

外壁の種類の比較一覧表!外壁材の見分け方や人気メーカーについてご紹介

お読みいただきありがとうございます!『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』です。

外壁材にはさまざまな種類があり、見た目の印象や特徴が異なります。納得感のある工事を行うには、外壁材の種類と特徴を知ることが大切です。

そこで今回は、外壁材の種類を一覧で解説します。
見分け方や人気メーカーについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 外壁の種類一覧表

まずは、外壁材の種類と特徴を一覧で確認してみましょう。

外壁材の種類 特徴 デザイン性 耐用性 価格
サイディング 窯業系 デザインが豊富でコスパが良い
金属系 サビにくく軽量。断熱性が高い
樹脂系 北米に多く、凍害や塩害に強い ×
木質系 温かみが魅力。経年変化が楽しめる
モルタル リシン仕上げ 自然石のような表面が魅力
スタッコ仕上げ 耐久性が高く安価で高級感がある
ジョリパット ひび割れしにくく耐久性が高い
吹き付けタイル 耐久性が高くなめらかな仕上がり
タイル ほぼ劣化せずメンテナンスの手間がかからない ×
レンガ 耐用年数100年以上といわれるほど寿命が長い ×
ALC 軽くて丈夫。断熱性や耐火性が高い ×
RC 鉄筋コンクリートのこと。気密性が高くデザインの自由度も高い ×
漆喰 消臭・防カビ効果がある。
化学物質や二酸化炭素を吸着する。
×

2. 外壁材の特徴と費用を詳しく解説

外壁材の種類

ご紹介した13種類の外壁材について、それぞれの特徴や費用を詳しく解説します。

外壁材の選び方については、「外壁リフォームの種類と人気の外壁材!費用相場や選び方を解説」をご覧ください。

2-1. 窯業系サイディング

外壁材の中でも、全体の7~8割を占めるのが「窯業系サイディング」です。

木材系の繊維や無機物が混ざったセメントを成型して加工した外壁材で、耐火性に優れているだけでなく、耐震性も高くなっています。
品質が安定していて安価なので、コストパフォーマンスも優れています。

また、さまざまな商品があり、デザイン性が高い点も魅力です。特別こだわりがないなら、窯業系サイディングがおすすめです。

見た目の特徴 横45.5cm×上3m間隔で目地がある
上3mの位置を幕板で隠すケースもある
メンテナンスの周期 7~10年
耐用年数 20~40年
単価(/㎡) 3,000~5,000円

2-2. 金属系サイディング

金属で作られている外壁材で、ガルバリウム銅板を使ったものが一般的です。
アルミニウムやステンレスのものもありますが、ガルバリウム鋼板と比べると少し高価になります。

金属系サイディングは、断熱材と一体化していて遮熱塗料で塗装されているものが多く、さまざまなデザインに対応できます。
窯業系サイディングより軽いため、重ね張りをするなら金属系サイディングがおすすめです。

見た目の特徴 横260~400mm×縦2438~4000mm(製品により異なる)
シンプルでモダンなものからデザイン性の高いものまでさまざまなものがある
メンテナンスの周期 10~15年
耐用年数 20~40年
単価(/㎡) 4,000~7,000円

2-3. 樹脂系サイディング

ポリマー樹脂を使っている樹脂系サイディングは、塗装が必要なく燃えにくいです。
日本ではあまり見かけませんが、劣化に強く塩害や凍害に強いため、海外では根強い人気があります。

シーリングを使わないため目地の補修が不要で、メンテナンスは必要最低限に抑えられます。

見た目の特徴 プラスチック感が強い
カラーバリエーションが少ない
メンテナンスの周期 10~20年
耐用年数 20~50年
単価(/㎡) 7,000~10,000円

2-4. 木質系サイディング

加工した天然木を使った木質系サイディングは、木ならではの温かみを感じられる点が魅力です。
自然にできる木目は唯一無二のデザインになることも、木質系サイディングならではと言えます。

耐火性は他の外壁材より劣るものの、断熱性に優れ、経年による風合いの変化を楽しめます。

見た目の特徴 天然木ならではの温かみが感じられる
メンテナンスの周期 8~12年
耐用年数 15~40年
単価(/㎡) 5,000~9,000円

2-5. リシン仕上げ(モルタル)

砂とセメントと水を混ぜた外壁材であるモルタルは、安価な点が魅力です。
継ぎ目がなく曲面の施工にも適していますが、職人の腕によって仕上がりが変わります。

リシン仕上げは砂粒を吹き付ける方法で、「薄付け仕上塗材」とも呼ばれています。

モルタルのさまざまな仕上げ方法の中でも、一番手頃です。
セメント系のほかに、アクリル系もあります。

見た目の特徴 細かい砂粒状のザラザラ
メンテナンスの周期 5~10年
耐用年数 20~30年
単価(/㎡) 2,000~4,500円

2-6. スタッコ仕上げ(モルタル)

「厚付け仕上塗材」とも呼ばれるスタッコ仕上げは、リシンよりも厚みがあり耐久性が高いです。
化粧漆喰を5~10mmほどの厚さで吹き付ける方法で、セメント系だけでなくアクリル系のものもあります。

見た目の特徴 凹凸のあるザラザラ
メンテナンスの周期 5~10年
耐用年数 20~30年
単価(/㎡) 2,000~4,500円

2-7. ジョリパット(モルタル)

フランス発祥のジョリパットは、モルタルの上に施工します。模様や立体感をつけた仕上がりが特徴です。

ひび割れが少なく耐久性が高くなっており、カラーバリエーションや仕上げ方法が豊富に揃っています。

見た目の特徴 ザラザラでデザイン性がある
メンテナンスの周期 5~10年
耐用年数 20~30年
単価(/㎡) 2,000~4,500円

2-8. 吹き付けタイル(モルタル)

けい砂や樹脂などを混ぜた塗料を、1~5mmほどの厚さで吹き付けて仕上げる手法です。

なめらかな仕上がりでひびが入りにくく、リシンやスタッコより少ない塗料で作業できます。

見た目の特徴 ツルツルでツヤがある
メンテナンスの周期 5~10年
耐用年数 20~30年
単価(/㎡) 2,000~4,500円

2-9. タイル

粘土をはじめ、陶土や石英などを使って成型し焼いた外壁材が、タイルです。
耐水性や耐火性に優れていて、長持ちします。

劣化が少なくメンテナンスに手間がかからないことが魅力ですが、他の外壁材と比べると高めです。
デザインやカラーバリエーションが豊富なので、デザインにこだわりたい人にもおすすめです。

見た目の特徴 タイルと目地で違う素材が使われている
メンテナンスの周期 10年~15年
耐用年数 20~40年
単価(/㎡) 9,000円〜30,000円

2-10. レンガ

レンガは、粘土や泥などを成型して焼き固めた外壁材です。
100年以上使えるとされるほど寿命が長いことが魅力で、耐震性や耐火性、遮音性に優れています。

レンガは他の外壁材に比べて4倍以上の厚みがあるため、非常に丈夫です。

見た目の特徴 各レンガの間にモルタルの目地がハッキリ見える
メンテナンスの周期 30年~50年
耐用年数 100年以上
単価(/㎡) 10,000~35,000円

2-11. ALC

生石灰やセメントなどを発泡させて作られる軽量気泡コンクリートが、ALCです。

ALCは一般的なコンクリートの約4分の1と非常に軽い反面、気泡が含まれているため、断熱性もあります。
鉄筋や金網で内部が補強されているため、軽くても強度が高い外壁材です。

アスベストや化学物質を含まないことから、安心して使える外壁材として知られています。コスパ重視なら、ALCがおすすめです。

見た目の特徴 タイルを貼り付けたり表面を加工したり様々なタイプがある
目地はすべてシーリング処理されている
メンテナンスの周期 10~15年
耐用年数 50~60年
単価(/㎡) 7,000~15,000円

2-12. RC

RCとは、補強されたコンクリートである「鉄筋コンクリート」のことです。

耐火性があり、遮音性、耐震性に優れているRCは、デザイン性が高いことも特徴です。
打ちっぱなしの他、表面をリシン仕上げにするなど、デザインの自由度も高くなっています。

見た目の特徴 表面が滑らか
メンテナンスの周期 15~20年
耐用年数 60~100年
単価(/㎡) 30,000~50,000円

2-13. 漆喰

水酸化カルシウムと炭酸カルシウムが主成分である漆喰は、日本で古くから使われている外壁材です。

温度調整の面では優れている一方、防水性が低いことが特徴です。
近年は施工できる職人が減ってきていることから、高価になってきています。

漆喰は100年以上持つと言われるほど耐久性は高いですが、定期的なメンテナンスは必要です。

見た目の特徴 塗装されておらず、素材の白が際立つ
メンテナンスの周期 10年~15年
耐用年数 100年以上
単価(/㎡) 6,000~10,000円

3. 人気の外壁材メーカーTOP5

日本では、窯業系サイディングと金属系サイディングが主流です。ここでは、2つの外壁材で人気のメーカーをご紹介します。

3-1. ニチハ

ニチハは、窯業系サイディングで業界トップシェアを誇る人気の外壁材メーカーです。
木目調や石目調、レンガ調など、さまざまなデザインが用意されており、カラーバリエーションも豊富にそろっています。

雨によるセルフクリーニング機能が付加されており、コーキングを用いないシーリングレス工法もあります。

ニチハの窯業系サイディングのシリーズは、以下の通りです。

製品 特徴
プレミアム 色褪せや塗膜のひび割れに強い
※塗膜の変色・褪色に対して30年保証
Fuge コーキングフリーで継ぎ目が目立ちにくい
※塗膜の変色・褪色に対して15年保証
COOL 鏡面仕上げやMIX張りが可能
モエンエクセラード 断熱性・耐火性に優れており、デザイン豊富
モエンサイディング 耐火性・耐凍害性に優れている

3-2. ケイミュー

ケイミューの外壁材は親水性が高いため、雨水で汚れを洗い流せます。
デザインも豊富で、軽量の素材が多い点も特徴です。

ケイミューが販売している窯業系サイディングのシリーズは、以下の通りです。

製品 特徴
光セラ 紫外線に強く、セルフクリーニング機能がある
Legerair 汚れにくく、藻も発生しづらい
親水コート セルフクリーニング機能がある

3-3. アサヒトステム外装

アサヒトステムの外壁材は、対候性や親水性に優れており、カビや藻を抑える加工が施されています。また、シーリングレス工法もあるため、デザインにこだわりたい人におすすめです。

アサヒトステム外装の窯業系サイディングのシリーズは、以下の通りです。

製品 特徴
ガーディナル 対候性が高く、変色しづらい
塗膜の変色・褪色に対して30年保証
AT-WALL 耐火性・耐火性に優れており、軽量

3-4. アイジー工業

アイジー工業の外壁材には、ガルバリウム鋼板が用いられているため、軽くて断熱性が高いです。デザインも豊富なため、金属系サイディングでは業界トップシェアを誇ります。

アイジー工業の金属系サイディングのシリーズは以下の通りです。

製品 特徴
ベーシック シンプルかつスタンダードなデザイン
シンプルモダン 金属の質感を活かしたデザインで、継ぎ目なく仕上げられる
ナチュラル 石目調やタイル調、木目調のデザイン

3-5. 東レ建材

雨水によって汚れを洗い流すセルフクリーニング機能が付加された商品が多いです。紫外線をカットする機能もあるので、長持ちします。

東レ建材が販売している窯業系サイディングのシリーズは、以下の通りです。

製品 特徴
ラップサイディング 1枚ずつ重ね合わせるため、継ぎ目が目立たない
KANPEKI シンプルかつベーシックなデザイン

4. 古い家でも外壁の種類は見分けられる!

コーキング

外壁は経年劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、いくら自宅でも何年、何十年も経つとどのような外壁材を使っていたのかを忘れてしまう人が多いです。

適切なメンテナンスを続けていくために、ここでは自宅の外壁材を判別する方法をご紹介します。

4-1. 目地の有無や印象は?

目地があるかどうかをチェックするだけでも、ある程度外壁材を絞り込めます。
また、目地が目立つかどうかも、外壁材によって異なります。

目地がある外壁材は、

  • ● 窯業系サイディング
  • ● 金属系サイディング
  • ● タイル
  • ● レンガ
  • ● ALC

です。

ただし、金属系サイディングは目地が隠されていることも多いため、あまり目立ちません。

目地がない外壁材は、モルタル外壁です。
モルタルは、どのような仕上げをするかによって見た目の印象が変わります。

  • ● リシン仕上げ:細かい砂粒状のザラザラ
  • ● スタッコ仕上げ:凹凸があるザラザラ
  • ● ジョリパット:ザラザラでデザイン性がある
  • ● 吹き付けタイル:ツルツルでツヤがある

ちなみに、樹脂系サイディングはボード同士を重ね合わせて施工するため、隙間を埋めるコーキング(シーリング)は使われていません。

4-2. 目地の位置や方向は?

目地が確認できる外壁材なら、その位置や方向も判別の役に立ちます。
たとえば、窯業系サイディングの場合、縦が3030mmなので約3mの部分に水平方向の目地があります。

目地を幕板で隠すケースもありますが、言い換えれば、約3mの部分に幕板があるなら窯業系サイディングの可能性が高いです。

また、水平方向の目地はサイディングに多く、垂直方向の目地はレンガなどの硬い外壁材に多いです。

4-3. 外壁材の横幅は?

窯業系サイディングは横幅455mmなので、455mmの外壁材が多く使われている場合、窯業系サイディングの可能性が高いです。

4-4. 外壁材に厚みはある?

外壁が厚いなら、ALCやRC、レンガなどが使われていると考えられます。

特にALCは他の外壁材よりも厚いことが特徴で、薄いものでも35mmと窯業系サイディング(18mm)の2倍近い厚みがあります。

4-5. 叩いた時の音や質感は?

外壁を叩いた時の音や質感も、材質を見分けるための重要なポイントです。

セメントが使われている窯業系サイディングやモルタル、ALC、RCは硬くこもった音が特徴で、硬い質感があります。

レンガも硬くこもった音ですがセメントを使った外壁材よりも少し柔らかい音で、質感も少し柔らかめです。
一方で、タイルは叩くと高い音がします。

また、金属系サイディングを叩くと金属音がするのですぐに分かります。
樹脂系サイディングは低い音が特徴的で、柔らかい質感です。

窯業系サイディングや金属系サイディングの中には、タイルのデザインのものもあります。
見た目だけで分からない場合は、音や質感が判断材料になるため、ぜひ触ってみましょう。

本物のタイルは、石のような独特な質感と固さがあるため、触ると見分けやすくなります。

5. 外壁の種類が分からない場合は業者へ

外壁材はそれぞれに特徴が異なり、材質に合ったメンテナンスが欠かせません。

さまざまな角度から外壁の種類を見分けることは可能ですが、近年では技術の進歩によって判断が難しいものも増えてきました。

そこで、外壁の種類が分からない場合は業者へ相談してみましょう。
プロにしっかり見てもらうことで、外壁材を正しく判別し、適切なメンテナンスを受けられます。

6. まとめ

外壁にはさまざまな種類があり、それぞれで特徴が異なります。
市場シェアの7~8割を占めている窯業系サイディングも、メーカーや製品によって魅力が違うため、それぞれの特徴をしっかり理解することが大切です。

また、今どの外壁材を使っているのかが分かりにくい場合は、業者に判断してもらいましょう。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』は、10,000棟以上の施工実績を持つ、地域密着型の外壁塗装業者です。
国家資格の1級塗装技能士やリウォール診断士が在籍しており、有資格者が丁寧に、確かなアドバイスをいたします。
日本ペイントの登録認定施工店なので、10年色褪せないプレミアム外壁塗装システム「ダイヤモンドコート」の施工にも対応しています。
外壁塗装をご検討の方は、ぜひ『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』へご相談ください。

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