外壁リフォームの費用相場を種類ごとに解説!内訳や事例も解説 | 千葉の外壁塗装専門店 - ハウスメイク

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外壁塗装基礎知識

外壁リフォームの費用相場を種類ごとに解説!内訳や事例も解説

お読みいただきありがとうございます!『千葉県の外壁塗装専門店ハウスメイク』です。

外壁リフォームには「外観を一新できる」「外壁の健康に保てる」「遮熱・防水などの機能を付加できる」といったメリットがあるとはいえ、多額の費用がかかります。だからこそ、失敗したくないですよね。

本記事では、外壁リフォームの基礎知識から安く抑えるコツまでご紹介します。

【本記事でわかること】
● 外壁リフォームの費用相場
● 外壁リフォーム工事の種類
● 塗料の種類
● 失敗しない外壁リフォーム業者の見極め方
● 外壁リフォームの費用を抑えるコツ

外壁リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

【目次】

1.外壁リフォームの費用相場は数万円~300万円
1-1.補修工事
1-2.塗装工事
1-3.新装工事
2.外壁リフォームの工法は劣化症状によって異なる
2-1.コーキングの劣化
2-2.藻・コケ・カビ
2-3.チョーキング
2-4.サビ
2-5.ひび割れ
2-6.穴やへこみ
2-7.浮き・反り・剥がれ
3.補修工事の種類と特徴、費用
3-1.コーキング(シーリング)工事
3-2.高圧洗浄
3-3.ケレン作業
3-4.ひび割れ工事
4.外壁塗装工事の種類と特徴、費用
4-1.塗料の種類
4-2.外壁塗装工事の内訳
5.新装工事の種類と特徴、費用
5-1.カバー工事(重ね張り)
5-2.張り替え工事
5-3.外壁材の種類
6.外壁リフォームの時期と頻度
6-1.外壁塗装は10年周期
6-2.カバー工事(重ね張り)は30年周期
6-3.張り替え工事は築30年超
7.外壁リフォームの施工業者の選び方
7-1.口コミや評判を確認する
7-2.施工実績や資格をチェックする
7-3.相見積もりを取って比較する
7-4.保険や保証をチェックする
8.外壁リフォームの費用をおさえる方法
8-1.定期的にメンテナンスする
8-2.耐久性の高い材料を選ぶ
8-3.屋根やベランダ(バルコニー)もまとめてリフォームする
8-4.閑散期に依頼する
9.外壁リフォームの事例
9-1.屋根カバー工法・外壁塗装の事例
9-2.屋根カバー工法・外壁塗装の事例
9-3.屋根塗装・外壁塗装の事例
10.まとめ

1.外壁リフォームの費用相場は数万円~300万円

外壁リフォームには3つの種類があり、費用は大きく異なります。

補修工事 塗装工事 新装工事(カバー・張り替え)
費用相場 80万円未満 80万円から 150万円から
工事内容
  1. ● 剥離補修
  2. ● ひび割れ補修
  3. ● 目地割れ補修
  1. ● 補修工事
  2. ● 高圧洗浄
  3. ● 塗り直し
  1. ● サイディングボードの張り替え
  2. ● サイディングボードの重ね張り

1-1.補修工事

補修工事は、ひび割れや壁の目地部分を直す修繕作業です。
メンテナンスとして3年〜5年に一度行うのが理想で、費用は50万円以下に抑えられるケースが多いです。

1-2.塗装工事

塗装工事は、塗膜が剥がれてしまった場所や劣化した外壁を塗り直す工事です。
目安として10年に一度の塗り替えが必要で、80万円〜150万円が費用相場です。

1-3.新装工事

新装工事には、外壁材を既存の壁の上から重ねる「カバー工事」と、外壁材を撤去して張り替える「張り替え工事」の2種類があります。

どちらも外壁の劣化が進んでいる場合に施す工事で、20年〜30年に一度行うのが目安です。
費用相場は150万円〜300万円と高額ですが、外壁を全体修理できるため、定期的にメンテナンスをすれば30年程度の耐用年数を期待できます。

なお、カバー工事は既存の外壁を取り除く必要がないので、張り替え工事と比べると費用も時間も抑えられます。

2.外壁リフォームの工法は劣化症状によって異なる

チョーキング

外壁の寿命は30〜40年ですが、これは劣化症状に応じた適切なメンテナンスを施していることが前提です。
寿命になるまで安心して住み続けるために、ご自宅に以下の症状がないか確認してください。

  1. ● コーキングの劣化
  2. ● 藻・コケ・カビ
  3. ● チョーキング
  4. ● サビ
  5. ● ひび割れ
  6. ● 穴やへこみ
  7. ● 浮き・反り・剥がれ

壁の劣化状況によって工法が異なるため、症状に応じて必要な外壁リフォームの措置をご紹介します。
ただし、劣化症状の程度によって適切な工法は変わるため、あくまで目安としてご覧ください。

2-1.コーキングの劣化

コーキングは、壁の隙間を埋めるゴムのような弾力を持った素材です。
防水性能を高める役割を持ちますが、紫外線に弱く3~5年程度で劣化します。

コーキング材に、

  1. ● ひび割れている
  2. ● 厚みが減ってしまう
  3. ● 剥がれてしまう

などの症状がある場合は、「打ち替え」もしくは「増し打ち」を行います。

打ち替えは既存のコーキング材を除去し、新しいコーキング材を打ち直す方法です。新品の目地になるため、耐久性が高まります。

一方、増し打ちは厚みが足りない場所にコーキング材を追加する補修方法です。古いコーキングの上から塗り重ねるため打ち替えより安価ですが、耐久性は劣ります。

基本的に、コーキング補修は打ち替えで対応しますが、増し打ちが適しているケースもあるため、業者と相談して進めましょう。

2-2.藻・コケ・カビ

藻・コケ・カビが生えている外壁は、劣化が進んでいる証拠です。
美観を損ねるばかりか、放置すると雨水が溜まりやすくなり、さらなる劣化につながるため、定期的に清掃しましょう。

高圧洗浄機や洗車用のやわらかいブラシなどを用いて清掃すると、汚れを落とせます。
ただし、強くこすると塗装が剥がれてしまったり、高所の清掃で落下してしまったりする可能性があるため、業者に依頼するのがおすすめです。

2-3.チョーキング

外壁を触ったとき、手に白っぽい粉がつく現象を「チョーキング」と言います。
外壁劣化の初期症状で、放置すると防水機能が低下し、雨・露・霜などが浸水しやすくなり建物の腐食が進みます。

ご自宅の外壁にチョーキングが起きていないか、定期的にチェックしてください。

チョーキングが発生した場合は外壁を高圧洗浄したあと、塗装工事によって補修します。

2-4.サビ

フェンスやシャッター扉などに鉄が使われている場合、サビが発生します。
放置すると広がるため、ヤスリなどを使って削り落とす「ケレン作業」が必要となります。

2-5.ひび割れ

外壁に発生するひびは、

  1. ● 外壁材に発生する深いひび割れ
  2. ● 塗膜に発生する表面的なひび割れ

の、2種類に分けられます。

ひび割れが発生した場合、隙間をペースト状の目地材で充填することで補修が可能です。

塗膜のひび割れは様子を見ても問題ないですが、ひび割れの幅が1mm以上ある場合は外壁材にひびが入っている可能性があります。

ひびが深くなると構造体にまで影響を及ぼす恐れがあるため、1mm以上のひび割れを見つけたら早めに工事を依頼しましょう。

2-6.穴やへこみ

穴やへこみができると外壁が劣化する原因になります。パテで補修したり、サイディングボードを部分的に張り替えたりする補修作業が必要です。

2-7.浮き・反り・剥がれ

経年劣化により、浮き・反り・剥がれが起きるケースがあります。外壁の状態によって部分的に張り替えたり、塗装したりするのが一般的です。

3.補修工事の種類と特徴、費用

補修

外壁の劣化症状によって補修工事の種類は異なります。

今回は、

  1. ● コーキング(シーリング)工事
  2. ● 高圧洗浄
  3. ● ケレン作業
  4. ● ひび割れ工事

の4つの補修工事についてご紹介します。

3-1.コーキング(シーリング)工事

価格 打ち替え:約700~1,200円/m
打ち増し:約500~1,000円/m
耐用年数 約5年

コーキング(シーリング)工事は、外壁材のパネル同士の隙間を接着性があるコーキング材で塞ぐ工事です。雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を防ぐ効果があります。

コーキング工事は、打ち替え工事と増し打ち工事の2種類に分けられます。

打ち替え工事 古いコーキング材を除去し、新しいコーキング材を充填する。
増し打ち工事 古いコーキング材の上から新しいコーキング材を足して補修する。
既存のコーキング材の劣化が進んでいない場合に施す。

ちなみに、コーキング工事はシーリング工事と呼ばれる場合もありますが、呼び方が違うだけでどちらも同じ意味です。

3-2.高圧洗浄

価格 100円~300円/㎡

藻・コケ・カビなどが発生した際、外壁を清掃するために高圧洗浄を行います。
自分で洗浄すると外壁材自体を傷つけてしまう可能性があるため、専門業者への依頼をおすすめします。

3-3.ケレン作業

価格 200~2,000円/㎡

ケレン作業は、屋根やトタンなどの鉄部分を塗装する前に、汚れやサビを落とす作業のことを言います。塗料の密着度を高め、きれいに仕上げるために重要な工程です。

3-4.ひび割れ工事

価格 2,000〜2,500円/㎡
耐用年数 約10年

ひび割れ工事は、ひびがある幅・高さ・深さなどによって修理方法はさまざまです。
ひびが高い位置にある場合、足場を組む必要があり、作業代の他に足場代(15〜50万円)が発生します。

4.外壁塗装工事の種類と特徴、費用

塗装

ご自宅に長く住み続けるために、必要な工事費用をご紹介します。
目安として、30坪住宅の外壁塗装の相場は50万円~120万円、屋根も一緒に依頼する場合は70万円~150万円です。

塗料の種類によって費用は変わりますので、塗料の詳細と工事費用の内訳について見てみましょう。

4-1.塗料の種類

塗料は種類によって耐用年数や価格がさまざまで、自宅の外観も大きく左右します。あらゆる角度から最適な塗料を選択してください。

種類名 材質 特徴 耐用年数 価格(/㎡) こんな人におすすめ
アクリル塗料 アクリル樹脂
  1. ● 光沢・発色に優れる
  2. ● 安価で耐用年数が短い
5〜8年 1,000〜1,800円 定期的に外観を変えたい
ウレタン塗料 ウレタン樹脂
  1. ● さまざまな素材や複雑な形状の塗装に対応
  2. ● 安価だが耐用年数が長い
7〜10年 1,700〜2,500円 施工費用を安くしたい
シリコン塗料 シリコン樹脂
  1. ● 耐水性・耐久性に優れる
  2. ● 最も一般的な塗料
  3. ● カラーバリエーションが多い
10〜15年 2,300〜3,500円 コストパフォーマンス重視
フッ素塗料 フッ素樹脂
  1. 耐熱性・耐久性・耐寒性に優れる
  2. 紫外線・温度変化に強い
  3. 汚れがついても落ちやすい
13〜20年 3,500〜5,000円 トータルコストを下げたい
セラミック塗料 セラミックビーズ・砂・石を配合
  1. ● ベースの塗料によって耐久性が変化する
  2. ● 「断熱・遮熱」「雨水で汚れが落ちやすい」「石材調のデザイン」の3つのタイプがある
6〜20年 2,300〜4,000円 石材調のデザインにしたい
ラジカル塗料 ラジカル制御型酸化チタン
  1. ● 耐久性・防カビ性・防汚性に優れる
  2. ● 光沢が長持ちする
12〜15年 2,300〜4,000円 安くてキレイに仕上げたい
無機ハイブリッド ガラスや石に樹脂を配合
  1. ● 防カビ性・防火性・低汚染性に優れる
  2. ● 色あせが起こりにくい
15~25年 3,500~5,500円 コストパフォーマンス重視
ナノテクノロジー塗料 合成樹脂の量を最小限に抑えた水性塗料
  1. ● 防カビ性・防火性・低汚染性・速乾性に優れる
  2. ● 生産工程でCO2の排出が少なくエコ
10〜15年 2,400~5,500円 防火性を重視

最新の塗料には、

  1. ● 強い断熱性
  2. ● 汚れや空気を浄化する光触媒
  3. ● 耐震性をアップさせる機能
  4. ● 静電気を軽減する機能

といった、特別な機能がついたものもあります。

表の中で紹介した一般的な塗料よりも高価ではありますが、省エネや節電につながり、光熱費の削減が期待できるものもあります。
快適かつトータルコストを抑えた暮らしを目指す方は検討してみてください。

塗料の詳細については「【外壁塗装屋が解説】おすすめの塗料ベスト5!シーンごとの最適な塗料も紹介」で詳しく解説しています。

4-2.外壁塗装工事の内訳

外壁塗装工事には、さまざまな費用項目があります。相場をご紹介します。

項目 費用相場
足場代 600~800円/㎡
ネット 100~200円/㎡
養生 250~400円/㎡
高圧洗浄 100~300円/㎡
下塗り 600~1,100円/㎡
塗料 アクリル塗料:1,000〜1,800円/㎡
ウレタン塗料:1,700〜2,500円/㎡
シリコン塗料:2,300〜3,500円/㎡
フッ素塗料:3,500〜5,000円/㎡
セラミック塗料:2,300〜4,000円/㎡
ラジカル塗料:2,300〜4,000円/㎡
無機ハイブリッド:3,500~5,500円/㎡
ナノテクノロジー塗料:2,400~5,500円/㎡
コーキング 打ち替え:700~1,500円/m
増し打ち:500~1,000円/m
諸経費 総工費の約3〜10%
※出張費や撤去費用など

外壁塗装工事の詳細な内訳や坪数ごとの費用相場は「【2023年最新】外壁塗装の費用相場を50坪〜20坪まで解説!」をご覧ください。

5.新装工事の種類と特徴、費用

外壁材

新装工事には、カバー工事と張り替え工事の2種類があります。
それぞれの特徴・メリットとデメリット・費用についてご紹介します。

5-1.カバー工事(重ね張り)

カバー工事は既存の外壁材を撤去せず、上から新しい外壁を重ねる工法です。
張り替え工事の場合は撤去費用として約10万円かかりますが、カバー工法では撤去費用がかかりません。

価格 150万円〜200万円
耐用年数 30年〜
工事期間 約2週間

【メリット】

  1. ● 工事費用と作業期間を最低限に抑えられる
  2. ● 使用する外壁材を選べるため、雰囲気を変えられる
  3. ● 遮音性・断熱性が向上する

【デメリット】

  1. ● 外壁材の重量が増加するため、耐震性がやや低下する
  2. ● 既存の壁の状態によっては採用できない

【カバー工事の費用内訳】

項目 費用相場
足場代 600~800円/㎡
ネット 100~200円/㎡
養生 250~400円/㎡
防水シート 1,300~1,700円/㎡
下地 500~2,000円/㎡
水切り 1,500~3,000円/㎡
外壁材 窯業系サイディング:3,500~5,000円/㎡
金属系サイディング:4,000~6,000円/㎡
コーキング 打ち替え:700~1,500円/m
増し打ち:500~1,000円/m
諸経費 総工費の約3〜10%
※出張費や撤去費用など

5-2.張り替え工事

張り替え工事は既存の外壁を撤去し、新たに外壁を作る工事です。
外壁の状態にかかわらず施工できるため、カバー工事では対応できない場合にも採用されます。

価格 180万円〜300万円
耐用年数 30年〜
工事期間 約2週間

【メリット】

  1. ● 外壁の内部までメンテナンスできる
  2. ● 外壁材によっては耐震性が向上する
  3. ● 外壁の厚みが変わらない

【デメリット】

  1. ● 費用と時間がかかる
  2. ● 壁の種類によっては張り替えできないケースがある

【張り替え工事の費用内訳】

項目 費用相場
足場代 600~800円/㎡
ネット 100~200円/㎡
養生 250~400円/㎡
外壁材 窯業系サイディング:3,500~5,000円/㎡
金属系サイディング:4,000~6,000円/㎡
コーキング 打ち替え:700~1,500円/m
増し打ち:500~1,000円/m
既存外壁の解体 1,100〜1,740円/㎡
諸経費 総工費の約3〜10%
※出張費や撤去費用など

5-3.外壁材の種類

外壁材の種類によって耐用年数や費用は大きく異なります。特徴を理解して、お住まいの環境で最適な外壁材を選びましょう。

種類名 特徴 耐用年数 価格(/㎡)
モルタル壁 防火性に優れ、強度が高い 30年 4,500円〜
窯業系サイディングボード 断熱性に優れる 40年 3,000〜5,000円
樹脂系サイディングボード 凍害・塩害に強く、メンテナンスはほぼ不要 40年 7,000〜10,000円
金属系サイディングボード 軽量でサビにくく、耐久性・断熱性に優れる 40年 4,000〜5,000円
木質系サイディングボード 温かみや美しさが魅力 40年 5,000〜9,000円
タイル 劣化がほぼ起きず、メンテナンスの手間がない 40年 9,000円〜
ALCボード 断熱性・耐火性・耐久性に優れる 60年 7,000〜15,000円
コンクリート壁 最も強度が高い 60~100年 1,500〜2,500円

外壁リフォームの工法は塗装・重ね張り・張り替えの3種類!費用や施工事例について」も合わせてご覧ください。

6.外壁リフォームの時期と頻度

外壁リフォームの頻度の目安をご紹介します。

  1. ● 外壁塗装は10年周期
  2. ● カバー工事(重ね張り)は30年周期
  3. ● 張り替え工事は築30年超

ただし、年数はあくまで目安ですので、外壁に目立った傷や損傷がある場合は例外です。不安要素がある場合は業者にご相談ください。

6-1.外壁塗装は10年周期

塗料の種類によりますが、標準的な塗料を用いている場合は10年を目安に外壁塗装を検討しましょう。

外壁材によっては、

  1. ● モルタル:亀裂が入りやすい
  2. ● サイディング:目地のシーリングが劣化しやすい

といった特徴を持ちます。

劣化状態を放置すると隙間から雨水が浸入し、建物の腐食につながります。外壁塗装は定期的に必要なメンテナンスだとお考えください。

6-2.カバー工事(重ね張り)は30年周期

外壁塗装を10年周期で施しても、外壁自体が傷んでしまう可能性があります。亀裂や汚れが目立つ場合は外壁の工事が必要です。

外壁リフォーム業者にチェックしてもらい、下地に問題がないと判断されればカバー工事が可能です。

張り替え工事よりも費用を抑えられるため、外壁の劣化がひどくなる前に工事しましょう。

6-3.張り替え工事は築30年超

築30年を超えた建物で、外壁に大きな損傷が見られる場合には張り替えを検討しなくてはなりません。
浸水によって外壁内部が腐食している場合、カバー工事が採用できないためです。

張り替え工事をすれば、外壁は新築同様になるため、安心して長く暮らせます。

7.外壁リフォームの施工業者の選び方

調査

外壁リフォームには多額の費用がかかるので、業者選びで失敗したくないとお考えの方も多いでしょう。信頼できる業者を選ぶためのコツを4つご紹介します。

  1. ● 口コミや評判を確認する
  2. ● 施工実績や資格をチェックする
  3. ● 相見積もりを取って比較する
  4. ● 保険や保証をチェックする

見積もりをとる際には、ぜひ参考にしてください。

7-1.口コミや評判を確認する

もしも近所で外壁リフォーム会社を利用している人がいれば、直接話を聞いてみましょう。作業のクオリティだけでなく、作業者の対応や保証について、リアルな意見をもらえます。

ネットやSNSで口コミや評判を調べるのも有効です。
ただし、本当の依頼者かどうか、情報の真偽を確かめることも忘れないようにしましょう。

7-2.施工実績や資格をチェックする

どのくらいの施工経験実績があるかをチェックしましょう。

外壁リフォーム会社のホームページに具体的な施工事例が載っている場合は、

  1. ● サクラの可能性があるため、依頼主のコメント・写真のみで判断しない
  2. ● 各工程で作業中の写真が掲載されているかをチェックする

という2つのポイントに気をつけてください。

また、資格を持っている業者かどうかも一つの判断基準です。
目安として「1級塗装技能士を保有している職人がいるか」「建設業許可を取得しているか」を確認しましょう。

1級塗装技能士 実務経験7年以上の技術者に受験資格が与えられる国家資格
建設業許可 国土交通省により、経営・技術・誠実さが認められた証として与えられる許可

資格や建設業許可を取得している業者は技術力があり、誠実な対応を期待できます。

7-3.相見積もりを取って比較する

複数のリフォーム会社から見積もりをもらいましょう。見積もりの明細を比較すれば、料金の妥当性をチェックできます。

例えば、

  1. ● あまりにも項目が少ない・多い
  2. ● 不明点がある
  3. ● 他の見積もりとあまりにも違いがある
  4. ● キャンペーンとうたって、大幅に値引きされている

といった業者は要注意です。

見積書に不明点がなく、金額に対する質問に真摯に対応してくれる業者を選びましょう。

7-4.保険や保証をチェックする

外壁塗装には保険や保証がついています。
一般的な業者は3年〜5年の保証期間を設定しますが、保証が全くない業者や10年以上の長期保証がついている業者には注意してください。

トラブルを避けるため、契約前に保証範囲を確認し、保証書を必ず受け取りましょう。

8.外壁リフォームの費用をおさえる方法

外壁リフォームは高額なので「できるだけ回数を抑えたい」「なんとか安くしたい」と考えるのは当然でしょう。

そこで、外壁リフォームの費用を安くする4つの方法についてご紹介します。

  1. ● 定期的にメンテナンスする
  2. ● 耐久性の高い材料を選ぶ
  3. ● 屋根やベランダ(バルコニー)もまとめてリフォームする
  4. ● 閑散期に依頼する

8-1.定期的にメンテナンスする

トータルコストを下げるため、3年〜5年おきに、雨水が侵入しやすい窓の周りやコーキングなどをチェックしましょう。

亀裂やひび割れなどの小さな傷を定期的に補修しておけば、カバー工事や張り替え工事のように、大規模な工事に至るリスクを低減できます。

8-2.耐久性の高い材料を選ぶ

耐久性の高い材料を選ぶと、家のメンテナンスにかかるトータルコストを抑えられます。
工事の初期費用はやや高額になりますが、耐久性の高い材料を用いることでメンテナンスの回数が少なくなるためです。

「85㎡の家に30年住む」と仮定して、耐久性の高い塗料を用いるケースをシミュレーションしてみましょう。

【例1:アクリル塗料(耐用年数10年)の場合】

  1. ● 塗り替え回数:3回
  2. ● 施工費用:50万円
  3. ● トータルコスト:50万円×3回=150万円

【例2:フッ素塗料(耐用年数13年)の場合】

  1. ● 塗り替え回数:2回
  2. ● 施工費用:60万円
  3. ● トータルコスト:60万円×2回=120万円

例1と例2では30万円の差があります。
耐用年数が長い塗料を採用すれば、安い塗料を何度も塗るよりトータルコストを抑えられることがわかります。

8-3.屋根やベランダ(バルコニー)もまとめてリフォームする

外壁だけでなく、屋根やベランダのリフォームも検討している方は、すべてまとめて依頼するとお得です。

外壁塗装工事と屋根の工事を別々にする場合、その都度足場代として数十万円の費用が発生します。
トータルコストを考慮して、外壁・ベランダ・屋根のリフォームはまとめて済ませましょう。

8-4.閑散期に依頼する

閑散期には工事費用の値段交渉がしやすくなるため、外壁リフォームにかかる費用を抑えられる可能性があります。

急いで外壁リフォームをする必要がないのであれば、閑散期である12月〜2月、6月〜8月に依頼しましょう。

9.外壁リフォームの事例

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」の施工事例をご紹介します。

  1. ● T様邸(四街道市):屋根カバー工法・外壁塗装の事例
  2. ● N様邸(東金市):屋根カバー工法・外壁塗装の事例
  3. ● O様邸(千葉市):屋根塗装・外壁塗装の事例

9-1.屋根カバー工法・外壁塗装の事例

T様邸(四街道市)ビフォーアフター

外壁塗装・屋根カバー工法を行ったT様のお宅をご紹介します。
既存の屋根はスレート瓦で、雨水の浸水によって劣化が進んでいました。屋根カバー工法により古い屋根の上に軽い屋根をかぶせ、新築のような美しい仕上がりになっています。

外壁リフォーム前 外壁リフォーム後
外壁 T様邸(四街道市) 外壁ビフォー

チョーキングが発生

T様邸(四街道市) 外壁アフター

耐候性・仕上がりに優れた塗料「パーフェクトトップ」を採用。下・中・上塗りを繰り返し、新築のような仕上がり。

屋根 T様邸(四街道市)屋根ビフォー

汚れ・劣化が目立つ状態

T様邸(四街道市)屋根アフター

断冷熱効果・結露防止・耐震性・耐久性に優れた「エアースカイルーフ」を採用。瓦の1/6程度の重量しかなく、地震での全壊リスクを低減。

四街道市めいわ 屋根カバー工法・外壁塗装事例」の詳細を見る

9-2.屋根カバー工法・外壁塗装の事例

N様邸(東金市)ビフォーアフター

外壁塗装・屋根カバー工法を行ったN様のお宅をご紹介します。既存のものとは異なるカラーを選ばれ、ご自宅のイメージが一新されました。

外壁・屋根ともに日本ペイントのダイヤモンドコートを使用したため仕上がりが美しく、耐用年数の長期化が期待できます。

外壁リフォーム前 外壁リフォーム後
外壁 N様邸(東金市)外壁ビフォー

汚れやくすみが目立つ状態

N様邸(東金市)外壁アフタ―

10年後も色あせないダイヤモンドコートシステムを採用し、新築のような美しい外壁。

屋根 N様邸(東金市)屋根ビフォー

汚れ・劣化が目立つ状態

N様邸(東金市)屋根アフター

外壁同様ダイヤモンドコートならではの美しい仕上がり。

東金市 屋根外壁塗装、雨樋交換工事事例」の詳細を見る

9-3.屋根塗装・外壁塗装の事例

O様邸(千葉市)ビフォーアフター

外壁塗装・ 屋根カバー工法を行ったO様のお宅をご紹介します。全く異なる配色となり、イメージがガラリと変わる仕上がりになりました。

遮熱効果のある塗料を用いたため、暑い時期に効果を実感していただけるはずです。

外壁リフォーム前 外壁リフォーム後
外壁 O様邸(千葉市)外壁ビフォー

汚れやくすみが目立つ状態

O様邸(千葉市)外壁アフタ―

10年後も色あせないダイヤモンドコートシステムを採用し、新築のような美しい外壁。

屋根 O様邸(千葉市)屋根ビフォー

汚れ・劣化が目立つ状態

O様邸(千葉市)屋根アフター

外壁同様ダイヤモンドコートならではの美しい仕上がり。

千葉市中央区星久喜町 屋根塗装・外壁塗装事例」の詳細を見る

10. まとめ

外壁リフォームは、外壁の状態によって適切な工法が異なります。
また、数多くある外壁材・塗料の中から適したものを選ぶためにも、予算や仕上がりの希望などをしっかり伝えることが大切です。

劣化症状によっては早急な対応が必要なケースもあるため、気になる症状を見つけたら調査を依頼しましょう。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、千葉県を中心とした地域密着型の外壁塗装業者で、10,000棟以上の施工実績を持ちます。
現場調査や見積もりはもちろん、施工中の監督業務から工事完了まで、リウォール診断士の資格を持つ社員が一貫して対応します。

プレミアム外壁塗装システム「ダイヤモンドコート」なら、大手損害補償会社による最大7年の塗膜保証付き保険もついてくるため、安心です。

外壁塗装をご検討の方は、建築業許可を持つ「千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」へご相談ください。

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