30坪の外壁塗装費用相場は「50万円〜120万円」算出方法や価格が変わる要素 | 千葉の外壁塗装専門店 - ハウスメイク

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30坪の外壁塗装費用相場は「50万円〜120万円」算出方法や価格が変わる要素

お読みいただきありがとうございます!『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』です。

外壁塗装工事には大きなお金がかかるので「実際に依頼したらいくらかかるか」「どんな費用が発生するか」が気になる方は多いでしょう。

この記事では、30坪の外壁塗装費用の相場や内訳、計算方法、相場価格で塗装するために知っておきたいポイントについてご紹介します。

30坪以外の費用相場については「【2023年最新】外壁塗装の費用相場を50坪〜20坪まで解説!」で詳しく解説しています。

【目次】

1.30坪の外壁塗装の費用相場「50万円~120万円」
1-1.外壁&屋根塗装の費用相場は30坪で「70万円~150万円」
2.塗料の種類別の費用相場
3.30坪の外壁塗装の費用内訳
4.家ごとに費用が違う理由は何?費用に影響を与える要素
4-1.塗料のグレード
4-2.使用する塗料の色数
4-3.建物の階数
4-4.建物の仕様
4-5.塗装をする時期
4-6.足場の組み立て方
4-7.関わる会社の数
4-8.施工会社規模
4-9.完成遅延
4-10.塗装業者との相性
4-11.悪徳業者
5.30坪の外壁塗装の費用を計算するための4つの計算式
5-1.外壁面積の求め方
5-2.足場面積の求め方
5-3.塗料使用量の求め方
5-4.費用計算の仕方
6.30坪の住宅を相場価格で塗装するために
6-1.優良業者を選ぶ
6-2.一社の見積もりで即決しない
6-3.参考価格をそのまま信じない
6-4.格安工事に手を出さないこと
7.依頼前に知っておきたい外壁塗装工事の支払いパターン
7-1.パターン①:工事前に全額支払い
7-2.パターン②:工事前に50%、工事後に50%の支払い
7-3.パターン③:工事の前に20%、工事中に30%、工事後に50%
7-4.パターン④:工事完了後に全額支払い
8.「外壁塗装はまだするな?」外壁塗装おすすめのタイミングは?
8-1.外壁塗装は10年が目安
8-2.色褪せが気になり始めた
8-3.ヒビや塗膜の剥がれがある
8-4.シーリング(目地)のヒビや剥がれがある
9.30坪の外壁塗装の費用相場「50万円~120万円」まとめ

1.30坪の外壁塗装の費用相場「50万円~120万円」

30坪の住宅の外壁塗装費用は、50万円~120万円程度が相場です。

外壁に加えて屋根の塗装も行う場合は、70万円~150万円程度が目安となります。

なお、外壁塗装費用は塗装する外壁の面積や塗料の種類(グレード)、外壁の状態、付帯工事などによって大幅に変動します。

また、坪数の近い40坪、50坪の外壁塗装の費用相場については、
40坪の外壁塗装の費用相場は「60万円~150万円」!価格を抑える方法も紹介
【50坪の外壁塗装】費用相場は90〜150万円、内訳や見積もり例、安く抑えるコツについて
で解説しています。

1-1.外壁&屋根塗装の費用相場は30坪で「70万円~150万円」

30坪住宅の屋根塗装には、20万円〜60万円程度の費用がかかります。
外壁塗装と同時に屋根塗装も行う場合「外壁塗装費用+20〜30万円」が相場となるため、70万円〜150万円程度です。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、当然施工費用は高くなります。ただし、トータルコストでは同時に行った方が安く済みます。

というのも、工事では必ず足場の設置や養生、職人の手配などが発生するためです。
30坪住宅の足場代は10万円以上かかるため、バラバラに行うと余分な費用がかさみますし、工期も長くなります。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行えば一度で済むため、別々に工事するよりも効率的で安く済みます。

塗料ごとの屋根塗装の費用相場は、「【2022年】 屋根塗装の相場は40万円~!坪数ごとの相場や塗装が必要な症状など」をご覧ください。

また、塗料の選び方については、「「外壁塗装の種類を徹底解説【比較表付き】塗料選びに迷っている方は必見!」で詳しく解説しています。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

「ハウスメイク」については以下のページもご覧ください!

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2.塗料の種類別の費用相場

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外壁塗装費用は、塗料によって大きく変わります。

一般住宅で用いられる塗料の種類ごとに、30坪で外壁塗装をした際の費用相場を表にまとめました。

塗料の種類 30坪の費用相場
アクリル 約50万円~70万円
ウレタン 約60万円~80万円
シリコン 約75万円~100万円
フッ素 約90万円~110万円
断熱塗料 約95万円~115万円
無機塗料 約100万円~120万円

※上記の価格は外壁塗装のみの費用相場です。

外壁塗装費用は、塗料のグレードが高くなるにつれ費用も高くなります。
ただし、グレードの高い塗料は耐用年数が長くメンテナンスの回数が少なく済むので、数十年単位の長期で考えるとトータルコストを抑えられます。

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3.30坪の外壁塗装の費用内訳

外壁塗装にかかる費用の内訳と割合は以下の通りです。

外壁塗装の内訳 費用の割合
材料費 20%
足場代 20%
施工費(人件費) 30%
その他費用 30%

外壁塗装の費用は、

●材料費(20%)…塗料やコーキング材
●足場代(20%)…足場の設置費用
●施工費(30%)…職人の人件費
●その他費用(30%)…現場までの出張費や撤去費用など

が発生します。

見積もりを取った際「何に・いくらかかるか」割合を確認することで、適正な価格で依頼しやすくなります。
ただし、内訳の割合は業者によって多少異なるため、気になった点は直接確認すると良いでしょう。誠実な業者であれば、きちんと説明してくれます。

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4.家ごとに費用が違う理由は何?費用に影響を与える要素

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外壁塗装費用は様々な条件で変わるため、定価がありません。
では、どういった要素が費用に影響を与えるのか、見ていきましょう。

4-1.塗料のグレード

塗料のグレードによって、塗装費用は大きく変動します。

グレードごとの相場と耐用年数の目安は、以下の通りです。

グレード 1m2あたりの単価相場 耐用年数
アクリル 1,000円~1,800円 5年~8年
ウレタン 1,700円~2,500円 7年~10年
シリコン 2,300円~3,500円 10年~15年
フッ素 3,500円~5,000円 13年~20年
断熱塗料 4,000円~5,000円 15年~20年
光触媒などの無機塗料 3,800円~5,500円 15年~25年

※塗料の価格や耐用年数は、商品やメーカーによって異なりますので、目安としてご覧ください。

塗料は、グレードによって耐用年数が大きく変わるため、長持ちする塗料を選ぶほど費用は高くなります。
機能や耐用年数はそれぞれなので、

「数年だけ持てばいい」
「塗り替えの手間を減らしてトータルコストを抑えたい」

などを検討した上で、選ぶことが大切です。

4-2.使用する塗料の色数

2色以上の塗料を使う場合、追加料金が発生することもあります。
なぜ色数が増えると費用が高くなるかというと、塗料は量り売りができないからです。

基本的に「一缶あたり」で仕入れることになるので、色数が増えればそれに合わせて発注する缶の数も増えます。
加えて、色の境目を美しく塗り分けるための手間もかかるため、2色目以降から追加料金が発生する業者は多いです。

また、たとえ1色であっても、カタログ内の標準色以外を希望する場合は「調色」という色を作り出す作業が必要なため、追加料金が発生します。

塗料の選び方については「【外壁塗装屋が解説】おすすめの塗料ベスト5 !シーンごとの最適な塗料も紹介」で詳しく解説しています。

4-3.建物の階数

同じ坪数であっても、1階建てと2階建てでは、塗装面積が異なります。

例えば、30坪の住宅の場合、以下のように塗装面積が変わるため、金額も変動します。

階層 塗装面積 塗装費用
1階建て 90m2 40万円~
2階建て 115m2 50万円~
3階建て 140m2 60万円~

※上記は塗装面積だけで単純計算した金額なので、あくまで目安としてご覧ください。

階数が高くなるほど、足場代なども高くなります。

4-4.建物の仕様

坪数と階数が同じ場合でも、建物の仕様によって塗装面積は変わります。

例えば、

●建物の形状
●デザイン
●間取り
●窓の数・大きさ
●付帯物の数(雨どいやシャッターボックスなど)

などです。

そのため、同じ坪数・階数でも、住宅によって塗装費用は異なります。

建物の築年数

建物を守る外壁は、常に風雨や紫外線にさらされているため、築年数が古いほど建物の劣化は進みます。

外壁にヒビ割れや欠けがあれば下地を補修しなくてはなりませんし、屋根やベランダ、雨どいといった付帯部分の補修が必要になることもあるでしょう。

したがって、築年数によって、以下のように費用が変わっていきます。

築年数 補修箇所 費用目安
築10年 外壁・部分的な付帯の修繕 50万円~
築20年 外壁・屋根・ベランダ・部分的な付帯の修繕 60万円~
築30年 外壁・屋根・ベランダ・広範囲に及ぶ付帯の修繕 80万円~
築40年 外壁・屋根・ベランダ・全付帯の修繕 100万円~

上記は、30坪の戸建て住宅における築年数の費用相場です。
あくまで目安であり、建物に用いている材料や施工方法、環境によって劣化の状態は変わります。

土地の環境

塗装費用は、土地の環境によっても変動します。
というのも、その土地によって熱い・寒い、雨が多い、海が近いなど、特徴が異なるため、適した塗料も変わるからです。

例えば、気温の高い地域なら暑さを和らげる「遮熱塗料」を使った方が快適に過ごせますし、海が近い場合は、塩害に強い塗料の方が長持ちします。

このように、住宅のある土地の環境によって適した塗料が違うため、費用も変動するのです。

4-5.塗装をする時期

外壁塗装工事は、塗料が乾燥しやすい春・秋が繁忙期、夏・冬が閑散期に当たります。
そのため、需要が高まる繁忙期は、通常時よりも割高の費用を請求し、閑散期は値引きして仕事を引き受ける業者も多いです。

もちろん、通年同一価格で対応している業者もありますが、時期によって料金が変動する可能性があることは把握しておきましょう。

外壁塗装の時期については「外壁塗装に最適な時期・季節は?家を長持ちさせるベストタイミングとは」でもご紹介しています。

4-6.足場の組み立て方

スムーズに塗装工事を進めるには、外壁から少し離れた位置に足場を組み立てなくてはなりません。
当然、外壁から離れるほど足場の面積(足場架面積)は広くなるため、その分必要な材料や設置の手間が増えて、費用が高くなります。

なお「足場代無料」をアピールする業者には注意しましょう。
足場代は外壁塗装費用の約20%を占めるため、無料にすると採算が取れません。こうした業者は、足場代を無料にしても利益が出るように調整しているため、他の費用に上乗せして請求もしくは、手抜き工事される可能性があります。

4-7.関わる会社の数

外壁塗装は分業体制で行うことも多く、

●足場工事はA社
●下地補修工事はB社
●塗装工事はC社

このように、複数の工事業者とチームで進めることが多いです。

関係する会社が増えれば、それだけ多くの人が動くことになりますし、中間マージンなども発生するため、当然費用も高くなります。

4-7.施工会社規模

外壁塗装を行っている会社は、

●大手工務店
●大手塗装会社
●地元密着型の塗装業者

の3つに大別されます。

大手工務店や大手塗装会社の場合、下請け・孫請けの業者に塗装工事を依頼するため、仲介料(中間マージン)が上乗せされます。

同じ工事内容で依頼しても、自社職人で工事を請け負う地元密着型の塗装業者より、割高になる傾向があるため、注意が必要です。

4-9.完成遅延

外壁塗装工事では、天候、気温、湿度などによっては塗装工事が進められないことがあります。
そのため、工期が多少伸びる分にはある程度、仕方ありません。

しかし、台風が連続で直撃した、長雨が続いたなど思いがけない自然災害で、大幅に工事が遅延することもあります。
持ち家の補修作業だった場合、工事の遅延によって損害が発生することはあまりありませんが、賃貸物件や、売買予定の物件の場合には金銭的な損害が発生する可能性もあります。

実は、契約書に「遅延損害金」が規定されていれば、正当な理由なく工事が遅延した場合、業者に対して損害金の請求ができます。
遅延損害金の定めがない場合は、施主側が損害額を主張、立証しなくてはなりません。

契約書の内容によって、トラブル発生時の対応が大きく変わってくるため、契約書をよく確認してから契約しましょう。

4-10.塗装業者との相性

塗装業者との相性によっても、費用が変わる可能性があります。

例えば、 できるだけ価格を抑えて施工をしたいと考えていても、価格より質を重視した業者に依頼してしまうと、打合せでうまく意向が伝わらない可能性があります。

また、打合せにやってきた担当者と、話が合わないということもあるでしょう。
このように、相性の悪い業者を選でしまうと、本来希望していない工事を提案されたり、こちらの以降がうまく伝わらず、結果的に余計な費用がかかるということも考えられます。

4-11.悪徳業者

外壁塗装工事の費用は、様々な要因で変わるため定価がありません。
「定価がない」ということは、業者のさじ加減で大幅に費用が変わる可能性があると言えます。

また、外壁の傷みは外からすぐに分かってしまうため、飛び込み営業がしやすいです。
加えて、塗装直後は綺麗に塗られているように見えるため、よほど雑でない限り手抜き工事をされていても気づきません。

このように、外壁塗装はぼったくりや手抜き工事がしやすいので、悪徳業者と契約すると、高額な工事費用がかかったり、質の低い工事をされたりする可能性があります。

「この場で契約を決めるなら20万円割引」「足場代無料」など、その場で契約をせまる業者や大きすぎる値引きをする業者には、特に注意しましょう。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

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5.30坪の外壁塗装の費用を計算するための4つの計算式

塗装業者の見積もりが適正かどうかを判断するためにも、自分自身で外壁塗装の費用を計算できるようにしておくことが大切です。
では、外壁塗装費用を求めるための計算式を見ていきましょう。

5-1.外壁面積の求め方

外壁塗装費用を計算するには、まず外壁面積を求める必要があります。
一般的に、外壁面積は住宅の延床面積の1.2倍とされているため、

延べ床面積(坪数×3.3m2) × 係数 1.2倍 = 外壁面積

によって、算出します。

30坪の場合、「99m2(30坪×3.3m2) × 1.2倍 = 外壁面積 118.8m2」です。
1階・2階それぞれが30坪の場合は、「198m2(60坪×3.3m2) × 1.2倍 = 外壁面積 237.6m2」となります。

実際には、窓の大きさや壁の高さ、建物の形状によっても変わってくるため、あくまで目安としてご覧ください。
塗装業者と打合せの際には、窓や出入口などの開口部を減らした面積で算出してもらいましょう。

5-2.足場面積の求め方

つづいて、外壁塗装を行う上で欠かせない足場面積の算出です。
足場は外壁ぴったりに設置すると、外壁を傷つけたり、塗装できない箇所が出てきたりするため、少し大きめに設定する必要があります。

足場面積は、以下の計算式で求めます。

外壁面積 × 係数 1.3倍 = 足場面積

例えば、外壁面積が118.8m2の場合、「118.8m2 × 係数 1.3倍 = 足場面積 154.44m2」です。
「足場の単価は600円~800円/m2」、「飛散防止ネットの単価は200円/m2」が相場なので、延べ坪30坪の住宅の場合、10万円~15万円程度が足場代の目安となります。

5-3.塗料使用量の求め方

塗料は、製品ごとに適切な塗布(塗装する)量が決まっています。
塗料の性能を発揮させるためには、メーカーが定めた塗布量を守って塗装する必要があるため、外壁面積と塗布量が分かれば、塗料代金が求められます。

塗料代金は、以下の手順で算出します。

手順①

外壁面積 × 塗料メーカー規定の塗布量(㎏/m2もしくはm2/ℓ) = 必要な塗布量

手順②

必要な塗布 ÷ 塗料1缶分の量(㎏もしくはℓ) = 必要な塗料缶

手順③

必要な塗料缶 × 1缶あたりの値段 = 塗料代金

例えば、

外壁面積:118.8m2
塗布量:0.25/m2
1缶15㎏
塗料1缶あたり1.5万円

の場合、下記の通りです。

①「外壁面積 118.8m2 × 塗料メーカー規定の塗布量 0.25/m2 = 必要な塗布量 29.7㎏」
②「29.7㎏ ÷ 塗料1缶分の量 15㎏ = 必要な塗料缶 1.98缶(=2缶)」
③「2缶 × 1缶あたりの値段 1.5万円 = 3万円」

ただし、これは1回分の塗料代金です。
基本的に、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを行うため、中塗り・上塗りの塗料代金は6万円となります。

なお、一般的に「下塗り材」と「中塗り材・上塗り材」は異なるため、正確な塗料代金を求めるには、下塗り材にかかる料金も別途計算する必要があります。

5-4.費用計算の仕方

外壁塗装工事は、様々な項目の費用が発生します。

項目 費用の相場
足場代 600円~800円/m2
塗料の飛散防止ネット 200円/m2
塗装前の高圧洗浄 250円/m2
養生 300円/m2
シーリング補強 1,000円/m2
下地補修 10,000~20,000円
現場管理費 30,000~50,000円
廃材処理費等 10,000~30,000円

上記の表を参考に、以下の式にあてはめて費用を求めましょう。

単価 × 数量 = 金額

各項目の費用相場を把握しておけば、料金面でのトラブルはある程度避けられます。

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6.30坪の住宅を相場価格で塗装するために

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外壁塗装工事を相場価格で塗装するには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

では、具体的にどういったポイントを押さえたら良いのでしょうか。

6-1.優良業者を選ぶ

相場価格で塗装するには、何といっても優良業者を選ぶことが重要です。

というのも、外壁塗装は手抜き工事などが行いやすいため、悪徳業者に工事を依頼すると、高い費用がかかる上に雑な工事をされる可能性があります。

手抜き工事をされれば、メンテナンスの周期も短くなり、さらなる出費の増加も考えられます。

こうした事態を避けるためにも、

●施工実績が豊富で評価が高い
●施工技術が高い
●こちらの悩み、要望に真摯に耳を傾けてくれる
●塗料や工法のメリット・デメリットをきちんと説明してくれる

といった業者を選びましょう。

優良業者の選び方は「外壁塗装の業者選び方8ポイント!トラブル対策や悪質業者対策について」で詳しく解説しています。

また、外壁塗装時に知っておきたい各種保証については「外壁塗装の保証期間は何年?内容や注意点、トラブル防止のポイントについて」で解説しています。

6-2.一社の見積もりで即決しない

塗料の費用や人件費は業者によって異なるため、相場価格で工事するには、複数の業者から見積もりを取るのがポイントです。

相見積もりすれば、相場からかけ離れた費用を請求されることはありませんし、見積内容の説明など業者の対応も比較できます。

あまり多くの業者に依頼しても手間になるので、3社くらいを目安に相見積もりを依頼すると良いでしょう。

6-3.参考価格をそのまま信じない

様々な外壁塗装業者のホームページを見ると、参考価格として「30坪戸建ての外壁塗装が50万円~」などと記載されていることがあります。
しかし、その情報だけをみて「うちも30坪だから50万円できるのか」と思うかもしれませんが、参考価格を鵜呑みにするのはやめましょう。

本記事でご紹介したように、外壁塗装工事は様々な要因で費用が変動するため定価で表すことができません。そのため、ほとんどは参考価格の下に「現場によって変動」と注意書きされています。

また、参考価格で工事を受注した後、「○○が悪くなっていたから修理が必要」と、追加費用を請求したり、低品質の塗料を使ったりする業者もいます。

参考価格はあくまで“参考”として捉え、現地調査を行った上で見積もりを出してもらいましょう。

6-4.格安工事に手を出さないこと

一般的に、30坪の外壁塗装工事は50万円~120万円、屋根の塗装も同時に行う場合は、70万円~150万円程度かかります。

「なるべく安く抑えたい」という気持ちはよく分かりますが、あまりにも安い金額を提示する業者には注意が必要です。
というのも、塗装工事には塗料代や人件費、足場代などの多様な費用が発生するため、格安で工事を請け負う場合、何らかの費用を抜かないと採算が取れません。
例えば、「塗装回数を減らす」「低品質の塗料を使う」「受注後に追加費用を請求する」といったことが考えられます。

また、「キャンペーン価格」と大幅値引きしているように見せかけて、他の費用に上乗せすることもあるので、安すぎる工事には手を出さないようにしましょう。

適正価格かどうかを正しく判断するには、相場観を把握する必要があります。

外壁塗装や屋根塗装に関する費用相場については、
【外壁塗装の費用相場】50坪、40坪、30坪、20坪など坪数ごとに解説
屋根塗装の相場は40万円~!坪数ごとの相場や塗装が必要な症状など
で解説しています。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク」は、1級塗装技能士、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しています。また、リウォール診断士の資格を持ったアドバイザーが、外壁塗装について丁寧にご説明しサポートします!業者選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

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7.依頼前に知っておきたい外壁塗装工事の支払いパターン

外壁塗装工事の支払いパターンは主に4つです。

支払いパターンによっては、トラブルに巻き込まれる可能性がありますので、注意すべき点を事前に把握しておきましょう。

7-1.パターン①:工事前に全額支払い

工事前の全額支払いは避けましょう。

というのも、着工前に全額工事費用を支払うと、最悪の場合、持ち逃げや手抜き工事などのリスクが高まる可能性が考えられるからです。

そもそも、金銭の支払いは契約の履行に対して行うものなので、通常、工事前に全額支払いを求めることはありません。

不要なトラブルや詐欺などに巻き込まれる可能性もありますので、工事前の全額支払いは避けましょう。

ただし、20万円未満などの少額工事は、工事前の全額支払いになることもあります。

7-2.パターン②:工事前に50%、工事後に50%の支払い

工事前と工事後の2回に分けて工事費用を支払うパターンです。

小規模な塗装業者の場合、大手企業と比べると資金に余裕がないことも多いため、着手金として工事費用の半額を求めるケースもあります。

事前に工事費用の半額を受け取れば、施工業者は工事費用を元手に足場の資材や塗料などを手配できますし、万が一完工後の残額を回収できなくても、損失を最小限に抑えられます。

施主にとっても全額支払っているわけではないので、持ち逃げや途中で施工を放棄されるリスクが少ないです。

双方のリスクを抑えられる支払い方法のため、多くの業者で採用されています。

7-3.パターン③:工事の前に20%、工事中に30%、工事後に50%

工事の前に20%、工事中に30%、工事後に50%をを支払うパターンです。

「一度に全額支払いできない」「工事の進捗状況を確認して支払いたい」などの要望がある場合は、施主側にとってメリットのある支払いパターンです。

ただし、工事前・工事中・工事後の3回払いは、工事費用が高額になるケースで用いられており、一般的な戸建て住宅の塗装工事で採用されることはほとんどありません。

また、「工事前45%・工事中45%・工事後10%」のように、工事後に支払う費用が大幅に少ない場合、注意が必要です。

この場合、2回目の支払いで業者は大部分の費用を受け取ってしまうため、残りの費用を受け取らなくても十分に利益を得られます。

途中で施工を放棄されたり、手抜き工事をされたりする可能性があるため、支払いに大きな偏りがあるときは注意しましょう。

7-4.パターン④:工事完了後に全額支払い

工事完了後の全額支払いは、最も一般的な支払いパターンです。

工事が終わった後に支払うので、持ち逃げや途中で施工を放棄されるリスクがありません。

塗装業者にとってはリスクがありますが、施主側のメリットを優先し、多くの業者が工事完了後の全額支払いを採用しています。

業者に依頼する際は、施工後の全額支払いが可能かどうか確認しておきましょう。

8.「外壁塗装はまだするな?」外壁塗装おすすめのタイミングは?

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紫外線や風雨などに晒され続ける外壁は、建物の中で最も過酷な場所です。

劣化を放置すると、建物の強度が低下して建て替えが必要となることもあるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
外壁塗装のタイミングや、目安となる劣化症状について見ていきましょう。

8-1.外壁塗装は10年が目安

一般的な外壁塗装のメンテナンスは、10年が目安です。

というのも、一般住宅で使われることの多い「窯業系サイディングボード」は、主にセメントでできているため、防水性がありません。
そのため、塗装することで防水性を持たせていますが、一般住宅で用いられているウレタン塗料やシリコン塗料の耐用年数は、7〜15年程度です。

経年劣化の程度は、立地や住宅環境、施工技術などで変わりますが、どんな住宅でも10年程度経てば何かしら劣化症状が出てきます。

色褪せやヒビ、塗膜の剥がれといった症状が見られる場合、劣化によって防水性が失われている状態のため、紫外線や風雨から建物を守れません。

建物内部に雨水が入ると、木材の腐食やカビなどにつながるので、10年を目安に定期的に塗り替えましょう。

ただし、10年はあくまで目安です。
10年以内でも劣化症状が発生する可能性はあるため、早めに異変に気づけるよう、日頃から外壁の状態をチェックしましょう。

8-2.色褪せが気になり始めた

色褪せは塗膜劣化の初期症状です。

外壁が色褪せているからといって、ただちに深刻な影響を及ぼすわけではありませんが、紫外線や風雨といった外的環境から建物を保護する機能が失われつつあります。

放置すると劣化が進行するため、色褪せが出てきたらなるべく早めに塗り替えしましょう。

8-3.ヒビや塗膜の剥がれがある

塗装から10年程度経過すると、ヒビや塗膜の剥がれが発生します。

ヒビや剥がれが発生している部分から雨水が侵入しやすくなるため、木材の腐食やカビの発生、雨漏りなどにつながります。

住宅の強度を低下させてしまうため、ヒビや剥がれが発生している際は、早急に塗り替えましょう。

8-4.シーリング(目地)のヒビや剥がれがある

サイディングボードの継ぎ目や窓枠まわりには、防水性や気密性を高めるために、シーリングというゴム状の接着剤が用いられています。

シーリング材は経年劣化により、ヒビや肉やせ、剥がれが発生するため、定期的なメンテナンスが必要です。

シーリングにヒビなどの劣化症状が見られる場合、すでに防水性が失われている状態のため、建物内部に雨水が侵入しやすくなります。

また、劣化によってシーリングの柔軟性が失われると建物の揺れを緩和できず、サイディングボードにダメージを与えます。

そのため、シーリングに劣化症状が現れた際は、早急にメンテナンスする必要があります。

9.30坪の外壁塗装の費用相場「50万円~120万円」まとめ

30坪の外壁塗装費用相場は、50万円~120万円程度ですが、実際の費用は外壁面積や塗料のグレードなどによって大きく変動します。

あらかじめ費用の相場を把握した上で相見積もりを依頼し、費用や対応を比較検討した上で信頼できる業者へ依頼することが重要です。

千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』は、5,000棟以上の施工実績を持つ、地域密着型の外壁塗装業者です。
日本ペイントの登録認定施工店なので、10年色褪せないプレミアム外壁塗装システム「ダイヤモンドコート」の施工も対応しています。

また、日本ペイントから認定を受けたリウォール診断士の資格を持つ当社の社員が、現場調査から工事完了まで一貫して対応するため、安心してお任せいただけます。
外壁塗装をご検討の方は、ぜひ『千葉県の外壁塗装専門店 ハウスメイク』へご相談ください。

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